転職を考え始めたとき、まず転職サイトを眺めるエンジニアは多いと思います。求人はある。条件も悪くなさそう。でも、「どれが自分に合っているのか分からない」と手が止まる。
あの感覚には理由があります。転職サイトだけで判断しようとしているからです。
なぜ転職サイトだけだと判断を誤りやすいのか
転職サイトに載っている情報は、企業側が見せたい情報です。実際の業務内容、求められるレベル、入社後の役割といった部分は、求人票だけではほぼ見えません。
条件は良さそうに見える。でも何となく決め手に欠ける。そのモヤモヤの正体は、判断に必要な情報が最初から欠けている状態で選ぼうとしていることです。
よくある失敗パターン
条件だけで応募先を決めてしまう
年収やリモート可否で絞ること自体は問題ありません。ただ、業務内容や役割を確認しないまま進むと、入社後のギャップにつながります。「思っていた仕事と違う」は、このパターンが多い。
自分の強みを整理しないまま動く
「どの求人が自分に合うか」は、自分の経験や得意を整理して初めて分かります。それをやらずに求人を眺めても、どれも似たように見えるだけです。
社内評価=市場評価と思い込む
社内では評価されていても、それが外でそのまま通用するとは限りません。特に社内独自の役割や属人的な対応は、市場では別の見え方をすることがあります。このズレに気づかないまま応募を重ねると、なぜか書類で落ちる、面接で伝わらないという状況になりやすい。
→ 仕事は回っているのに評価されないITエンジニアが陥りがちな勘違い
転職サイトは「使い方次第」
転職サイト自体が悪いわけではありません。情報収集、求人の傾向を知る、条件感を掴む、こうした用途では有効です。ただ、「判断をすべて転職サイトに任せる」のは危うい。
転職サイトは情報収集ツールであって、判断ツールではないと考えると使い方が変わります。
判断材料を増やすという選択肢
今の経験がどう評価されるか、どのレベルの求人が現実的か、無理に動く必要があるのか。こうした点は、求人票を眺めているだけでは分かりません。第三者の視点を借りる方が、判断が早くなることが多いです。
→ 「このままでいいのか」と感じ始めたITエンジニアが最初に考えるべきこと
まとめ
転職サイトは便利ですが、それだけで動くと情報が足りない状態で判断することになります。求人票は一部の情報にすぎない、自分の立ち位置を整理しないと判断を誤りやすい、という前提を持っておくだけで、転職活動の進め方はかなり変わります。
転職するかどうかは、情報を整理してから決めても遅くありません。
※ここに転職相談サービスへのリンクを設置予定


コメント